ハクチョウ:水田に冬の使者 印西に飛来

ハクチョウ:水田に冬の使者 印西に飛来 /千葉

 冬の使者・ハクチョウが、印西市笠神の水田に飛来している。周囲で餌を探した後、日没前には水田に。頭上5~10メートルを夕日に照らされ優雅に舞う姿は迫力があり、アマチュアカメラマンらがシャッターを切っていた。

例年のこの時期は約500羽いるが、まだ約340羽。多くはコハクチョウだ。「本埜白鳥を守る会」の出山輝夫会長(63)は「暖冬で雪が少ないため、新潟など北陸にとどまってまだ南下していない」という。東日本大震災で田植え、収穫とも遅かったため、稲刈り後に切り株から伸びる「二番穂」が少なく、餌不足の影響もある。

出山さんは、見学に来た近くの印西市立本埜第二小の児童約20人に「灰色の幼鳥は生後4カ月で、生きるために餌を求めて3500~4000キロを飛んで来た」と説明した。4年の岩木拓未君(9)は「たくさんのハクチョウが来る環境をいつまでも守りたい」。

ハクチョウは年明け後に増えて、春にはシベリアへ帰る。

引用元: ハクチョウ:水田に冬の使者 印西に飛来 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

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国が除染費負担「重点調査地域」白井、 印西など9市指定へ

国が除染費負担 「重点調査地域」 9市指定へ

 放射性物質の除染費用を国が負担する前提となる「汚染状況重点調査地域」に、県内では柏市など東葛地域を中心に九市が指定されることが十四日、分かった。十市が指定を求めていたが、銚子市は「面的に放射線量が高い状況ではない」ことを理由に見送られた。指定は月内に正式決定される見通し。 (横山大輔)

 指定を受けるのは柏市のほか、松戸、野田、流山、我孫子、鎌ケ谷、印西、白井、佐倉の各市。放射性物質汚染対処特別措置法の来年一月からの全面施行を控え、国が十三日付で、同法に基づく指定の最終的な意向確認の文書を九市に送付した。九市は十五日までに指定に同意する旨を返答する。

 調査地域は、年間一ミリシーベルト(毎時〇・二三マイクロシーベルト)の被ばくが予想される自治体が指定される。各自治体は国と協議して除染計画を策定する。十月末から行われた国の非公式の意向確認では、県内十市が指定を希望していた。

 指定が確実となった柏市は、国の財政的、技術的支援を受けながら市域全体の除染を進めていく方針。

 鎌ケ谷市は、国の調査では毎時〇・二三マイクロシーベルト以上の地点が市域の一部にとどまっていたが、「市の独自の調査資料を国に送って指定を求めてきており、ほっとしている。除染に向け次のステップに進める」(担当者)としている。

 一方、銚子市は全体的に放射線量は高くないものの、市内の民間廃棄物処理施設の周辺などで住民の不安が高まっていることから指定に手を挙げていた。

 しかし、国は「指定は面的に広範囲に線量が高い地域が対象」として見送った。同市では「これからの線量の推移にもよるが、調査地域の指定ではない枠組みで対処したい」としている。

引用元: 東京新聞:国が除染費負担 「重点調査地域」 柏など9市指定へ:千葉(TOKYO Web).

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CO2半減、環境に優しく 印西・千葉NT、最後のまちびらき

ちば経済:CO2半減、環境に優しく 印西・千葉NT、最後のまちびらき /千葉

 千葉ニュータウン(NT)最後の大規模住宅エリア「結いの丘 まきのはら」(印西市牧の原、約2000戸)の「まちびらき」が現地で行われ、販売が始まった。太陽光発電と省エネルギーにより、街全体で二酸化炭素(CO2)排出量を従来の半分にする「環境に優しい街」で、約70ヘクタールのエリア全体で電線を地中化する。

開発をした都市再生機構(UR)によると、電線を地中に埋めることで、景観への配慮に加え、震災時に電柱倒壊や断線などの被害がないため防災効果も高まるという。また、多くの新しい住宅地の緑地面積は3%程度なのに対し、「結いの丘」は1割が公園緑地。駅と公園、住宅を緑で結ぶ「グリーンネットワーク」もセールスポイントだ。

注文住宅を主力としてきた東京セキスイハイム(本社・東京)は、土地付き分譲住宅事業に初進出。「結いの丘」内で「スマートハイムシティ印西牧の原」(74戸)を分譲する。

居住者は居間、寝室など部屋ごとに消費電力をパソコンで管理でき、同社から最適な使用方法のアドバイスも受けられる。太陽光発電で余った電気を東京電力に売り、光熱費ゼロも実現可能だ。北総線「印西牧の原駅」から徒歩6分。区画面積は約180平方メートルからで、価格は約1576万円から。

スウェーデンハウス(本社・東京)も、太陽光発電を標準装備した24戸の「スウェディッシュガーデン印西牧の原」を分譲する。【

引用元: ちば経済:CO2半減、環境に優しく 印西・千葉NT、最後のまちびらき /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

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