白井で「いきいき夢手帳」配布

白井で「いきいき夢手帳」配布

2011.9.24 19:46

 千葉県白井市は65歳以上の高齢者が介護を必要としないようにしてもらおうと、オリジナル介護予防手帳「いきいき夢手帳」の配布を始めた。この手帳は日記スタイルで、食事内容などの記入項目をもうけ、書きやすい仕組みにしているのが特徴。日々の生活を顧みることでぼけ防止に役立ててもらう狙いだ。

 手帳にある「私の記録」には、緊急連絡先や既往歴、飲んではいけない薬の情報などを記入、いざという時の救急隊や助けが必要な際に利用できるようにする。「私の暮らし」では、毎日の生活の様子、健康状態や趣味などを記入し、日常生活を振り返ってもらう。

 また、「見つけよう危険な老化のサイン」では、運動、口腔、脳の健康度など7項目で注意事項が記載され、心配事の相談先や市で行っている講座などの情報、特に脳の健康度チェックとして認知症の早期発見の15項目の質問と近隣の医療機関を掲載している。

 手帳はA4サイズ。「健口体操」「健康食事」など4種類のポスターも付属しており、家庭内に張ってもらって老後の健康生活に生かしてもらう。

 市内の保健センターなどで無料で配布しており、市では「まめに記入してもらうことで、病気や老化のサインに気づいてもらって、介護予防に役立ててほしい」と話している。

引用元: 白井で「いきいき夢手帳」配布 – MSN産経ニュース.

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