白井市2日から梨の出荷開始

ナシ:出荷開始--白井 /千葉

 県内有数のナシの産地が広がる県北西部では、各地でナシの収穫が始まった。

 県内一の生産量を誇る白井市も2日から、出荷が始まり、JA西印旛農協の白井中央梨選果場(白井市白井)では、朝から選果場組合に加入するナシ農家41軒が収穫した「幸水」を秀品、優品、良品の3段階に選別して箱詰めした。

 この日は約2トンを県内の市場に出荷した。5日からは東京都中央卸売市場へも出荷する。秋谷久志組合長は「糖度は13度でかなり甘い」と話していた。

 今年は原発事故による放射性物質の影響が懸念されているが、白井市産のナシは、7月末の検査で放射性物質は検出されず、8月3日には伊沢史夫市長らが試食をし、安全宣言を出す予定。

 ◇松戸の観光梨園、中旬から開園

 松戸市観光梨園組合連合会などは2日、市内で栽培されているナシから放射性物質が検出されなかったと発表した。

 同市内約60の観光梨園は、8月中旬から順次開園。甘く果汁が多い人気の「幸水」から始まり、「豊水」「かおり」「新高」などが10月ごろまで収穫できる。同市の担当者は「今年は実りが良く、おいしいナシが実りそう」と話している。【早川健人、橋口正】

引用元: ナシ:出荷開始--白井 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

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