北総鉄道、開業来初めて債務超過解消 でも有利子負債は・・

北総鉄道が債務超過解消 中間期は増収増益 開業来初

北総鉄道(鎌ケ谷市)が18日発表した2012年9月中間決算は、売上高に当たる営業収益が前年同期比4・1%増の79億600万円、純利益が21・8%増の14億1100万円だった。これにより、1979年の開業以来初めて債務超過が解消され、純資産約5億円を計上した。ただ、累積赤字はいまだ243億円に上る。

同社は建設費用の返済と金利負担が経営を圧迫、千葉ニュータウンの計画人口縮小で乗客数が伸び悩んだことで、赤字が膨らんだ。コスト削減と金利低下で2000年度から黒字が出始め、最大で198億円(99年度末)に上った債務超過を、12年間で解消した。

北総線では高額運賃が問題となり、地元自治体が値下げ要望を続けている。債務超過の解消による運賃値下げの可能性について、同社は「有利子負債は約890億円、累積赤字もあり、現段階で考えられる状況ではない」と説明。また、「ようやく経営安定化へ一歩進んだ。今後、収支バランスを保ちながら老朽化対策など安全面の投資を実施していかなければならない」とした。

引用元: 北総鉄道が債務超過解消 中間期は増収増益 開業来初 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

お!いいニュースだ!と思いきや有利子負債「890」億にはガックリ。普通の会社ならとっくに飛んでます。

国のどんぶり勘定なツケを、沿線住民はいつまで背負わなきゃいけないんでしょうか。
一度、十三させて民間に委託でもしたら?

 

北総鉄道株式会社.

以下の民事裁判も進行中。

北総線値下げ裁判の会-トップ.

北総鉄道 – Wikipedia.

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千葉銀行「震災後、融資申請1000億円」 今期増益見込む

千葉銀行が13日発表した2011年3月期の連結決算は、純利益が前の期比8%増の406億円だった。政策効果で倒産が抑えられ不良債権処理損失が減った。決算会見で佐久間英利頭取は震災以降「1000億円を超える融資申し込みがあり、手元資金の需要は伸びている」と述べた。金融機関の融資競争で利ざやは縮小するものの、貸出金増加でカバーし今期は前期比2%の純利益増を見込む。

今期の個人向け融資については、液状化被害の出た「浦安地域ではしばらく住宅ローンの新規融資は伸びない」(京葉銀小島頭取)。地盤が固いとされる千葉ニュータウンなどは震災を機に見直されており、県内では住宅ローンの大幅な減少はないとの見方が大勢だ。

「震災特需」で建設業界などでは業績が上向くとみられることから、京葉銀は「いい話の方が多いのではと期待」(小島頭取)。その一方で取引先の業績悪化などに備え、貸倒引当金を積み増すのが残る2行。千葉銀の佐久間頭取は「今期、震災による影響で35億円の信用コストを見込む」と述べた。千葉興業銀行は「数億円のコスト増を織り込んだ」(青柳俊一頭取)という。

引用元: 千葉銀行「震災後、融資申請1000億円」 今期増益見込む  :日本経済新聞.

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