印旛沼のカミツキガメ、1千匹のはずが1万6千匹

160324朝日新聞デジタルより

印旛沼のカミツキガメがとんでもない勢いで繁殖してる調査が出ました。予想の16倍って相当ヤバイのでは?印旛沼の生態系崩壊が危惧されます。

ちなみに、どぶろっく・江口直人が「カミツキガメ」無許可飼育してたのはもう1年半も前の話。こういう人が飼いきれなくなって捨てちゃったのが今回の話の発端です。

朝日新聞デジタル:千葉)印旛沼のカミツキガメ、1千匹のはずが1万6千匹
http://www.asahi.com/articles/ASJ3L5CJTJ3LUDCB01D.html

印旛沼周辺で繁殖している特定外来生物カミツキガメの生息数は、約1万6千匹と推定されると、県が18日、発表した。これまでは約1千匹としていた。繁殖増加を食い止めるために大幅な捕獲増が求められる。

県生物多様性センターによると、外部に委託して過去の捕獲データを元に推定したところ、2015年度の推定生息数は、背甲長約15センチ以上の個体で3067~4万1360匹。中央値は1万5970匹だった。県では04、05年度の調査から約1千匹と推定していたが、07年度以降、県は計3500匹以上を捕獲しており、増加が疑われていた。

生息数が約1万6千匹とすると、個体数を減らすために、年間約1250匹以上のメスを捕獲する必要があるという。だが、今年度は、県と佐倉市などの捕獲数を足しても、オス、メス合わせて約1千匹だった。県生物多様性センターの熊谷宏尚副技監は「メスの居場所を特定したり、産卵前のメスを捕獲したりすれば、達成できない数ではない」と話す。新年度は、メス個体に小型発信器を付けて行動調査を実施。ワナを50カ所増やし約850カ所とし、捕獲作業の延べ日数も増やすという。

カミツキガメは北米などが原産地で、ペットとして輸入された個体が、捨てられるなどし野生繁殖したとみられている。鋭い口とツメがあり、人にかみ付く恐れもある。印旛沼周辺では生態系の頂点におり、自然環境への影響が懸念されている。

印西市HPの注意喚起
カミツキガメにご注意ください!

 

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 カミツキガメは生態系や人体などに被害を及ぼす恐れがあるとして、外来生物法で飼育、放流などは禁止。

 捕獲事業5年目の今年は「網にかかる」という地元漁業者の声や環境省の調査結果を受け、流域河川だけでなく印旛沼や放水路の岸辺も設置対象とした。


引用元: カミツキガメ40匹捕獲 県、印旛沼流域で駆除作戦|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

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