熊本大地震 所感

4月14日夜の熊本大地震、地震の少ない九州で大震災以来の最大震度7は本当に驚きました。15日朝現在、いまだ被害の全貌は見えてきませんが、激甚災害に見舞われた現地の方の安否が心配されます。余震の続く佐賀県の知人は眠れぬ夜を過ごしたそうです。

5年前の東日本大震災をいやがおうにも思い出しますが、ちょっと気になる記事が。

東京湾のセシウム汚染 印旛沼から拡散 河口水門で高止まり

手賀沼・印旛沼の放射性物質の汚染度を調査したレポートです。
あまり過敏にはなりたくありませんが、まだ震災は続いているのを忘れないようにせねば。

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白井市 台風15号被害 

千葉県内農業、台風の傷深く 震災・原発に追い打ち

 千葉県を直撃した台風15号は県内農業に大きな打撃を与えた。東日本大震災後の原発事故による風評被害などからようやく立ち直り始めた直後の災害に、関係者のショックは大きい。大震災で県内農業は総額174億円もの被害が発生したといわれる。台風の後始末に追われる農家は「泣きっ面にハチだ」と疲労の色を濃くした。

 銚子市の名産のキャベツ。甘さが強くやわらかいのが特徴で、一部は「灯台キャベツ」のブランド名でも知られる。銚子市全体では約950ヘクタールの栽培面積がある。

 銚子市内を管轄するちばみどり農業協同組合(JAちばみどり、千葉県旭市)によると、このうち10ヘクタールの畑で塩害の被害が出た。台風で海水が巻き上げられ、海沿いの畑に植えられたキャベツの苗にかかったという。

 塩害を受けるとキャベツの苗はしおれ、商品価値は無くなってしまう。新たな苗を植えるために土などの塩分を少しでも取り除こうと、22日は早朝から多くの農家が畑の水やりに追われた。

 被害の程度によっては、苗をすべて取り換える農家もある。銚子市や隣接する旭市周辺は東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う農産物の風評被害が大きかったエリアだけに、JAちばみどりの担当者は「風評被害が一段落したばかりなのに」と肩を落とす。

 全国一の生産量を誇るナシも被害を受けた。県内で最も生産量が多い白井市によると、約10戸の農家で防風ネットが飛ばされ、半数以上のナシが地面に落下。報告は市役所にすべて届いていないため、市農政課の担当者は「被害の連絡は増える可能性がある」と話す。

 幸いにも、市の代表的な銘柄で収穫量も多い「幸水」「豊水」は収穫をほぼ終えていた。ただ、ナシはリンゴと比べ傷みやすく、傷が付くとほとんど売りものにならないといい、農政課の担当者は「落下したナシはすべて廃棄処分せざるを得ないのでは」と指摘する。

 県が22日までに確認した台風15号による県内農産物の被害総額は約1億700万円。ナシで約1200万円、キャベツで約300万円に上った。

 大震災から続く自然災害だけに、一部の農家からは「国や県には何らかの形で補償してほしい」との声が上がるが「農業共済の保険以外に、国や県で台風による被害を補償する制度は無い」(県農林水産政策課)のが実情。県は農業事務所の職員らが農家や農業関連の団体をまわり、相談に応じるなど可能な限りの対処を続けるという。

千葉県内農業、台風の傷深く 震災・原発に追い打ち

2011/9/23 1:30 小サイズに変更javasc#ipt:void(0)中サイズに変更javasc#ipt:void(0)大サイズに変更javasc#ipt:void(0)印刷

千葉県を直撃した台風15号は県内農業に大きな打撃を与えた。東日本大震災後の原発事故による風評被害などからようやく立ち直り始めた直後の災害に、関係者のショックは大きい。大震災で県内農業は総額174億円もの被害が発生したといわれる。台風の後始%9

引用元: 千葉県内農業、台風の傷深く 震災・原発に追い打ち  :日本経済新聞.

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震災耐性をアピール「結いの丘まきのはら」

震災耐性をアピール  

愛称は「結いの丘まきのはら」 印西牧の原駅北側地区

2011年06月22日11時09分

都市再生機構が作成した「結いの丘まきのはら」のロゴマーク

 都市再生機構は現在整備中の千葉ニュータウン・北総線印西牧の原駅北側地区(約70ヘクタール、印西市)の街開き時期を10~11月とし、愛称を「結(ゆ)いの丘まきのはら」に決めた。東日本大震災後、地盤の強固さが住宅選定の条件として重視される中、同ニュータウンでは震災被害が発生しなかったことをアピールし、住宅販売を促進する狙いだ。

 計画では、住宅約2千戸や小学校、公園などを2013年度までに整備し、7千人が住む街を目指す。駅周辺には大型商業施設がすでに複数立地し、大勢の買い物客が訪れる商業ゾーンとなっている。

 同機構は4月、第1弾分譲として住宅用地約1・5ヘクタール74戸分をセキスイハイムに販売。同社は7月から建て売り住宅を発売する予定で、10~11月から入居が始まる。秋に予定する第2弾分譲以降は、同機構による個人向け宅地分譲も検討している。

 千葉ニュータウンの地盤となる下総台地は、2万~200万年前に堆積した「洪積層」で形成されている。「古い時代の地層ほど強固とされ、構造物を支えるのに良好な地盤」と同機構は説明。今回の大震災でも、道路や上下水道などのインフラ関係の被害がゼロだったという。


引用元: 震災耐性をアピール 愛称は「結いの丘まきのはら」 印西牧の原駅北側地区|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

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