乳幼児から一貫支援 特別支援の子らに白井市

乳幼児から一貫支援 特別支援の子らに白井市

 白井市は、障害を持つ子どもなど特別な支援が必要な市民やその保護者向けに「ライフサポートファイル」を作成した。成長や支援内容の経過を記録してもらい、学校や療育施設といった関係機関と情報を共有。ライフステージをまたぎ、一貫した支援の提供を図る。

医療機関の診断記録といったプロフィール情報に始まり乳幼児、小学生、中学生、青年・成人期とライフステージに合わせた構成で、成長の様子や受けた支援内容などを記入する。同市社会福祉課に同意書を提出すれば福祉、保健、教育などの関係機関も同じ記録を保管。情報共有ツールとして活用でき、一貫した支援が受けやすくなるという。

特別支援学校・学級に通う市内児童らのうち希望者約70人に加え、こども発達センターや各学校で配布している。市ホームページからのダウンロードも可能。

詳しくは同課、電話047(492)1111・内線5307。

引用元: 乳幼児から一貫支援 特別支援の子らに白井市 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

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自販機の売り上げ役立て 犯罪被害者支援と協定 千葉北総病院

自販機の売り上げ役立てて 犯罪被害者支援センターと協定 印西の千葉北総病院

 印西市鎌苅の日本医科大学千葉北総病院(田中宣威院長)は、病院内の清涼飲料水自動販売機2基の売り上げの一部を、犯罪被害者らの早期援助に当たる千葉犯罪被害者支援センターの運営費として寄付することを決め、同病院で協定締結式を行った。

協定は1階ロビー近くの自販機コーナーと職員用通路に置いた各1基を「犯罪被害者支援販売機」とし、購入された飲料1本当たり2円を寄付する内容。2基の昨年1年間の売上本数は計4万5千本以上という。

同センターの飯田慶治理事長と協定書を取り交わした田中院長は「犯罪被害を受けた方たちの精神的なダメージはかなり大きい。印西署長から支援の話を聞き、病院としてぜひ協力しようと考えた」。飯田理事長は「法人としては初めての協定。センターの円滑な運営のため、今後も支援の輪を広げてもらえるようにしたい」と話した。

引用元: 自販機の売り上げ役立てて 犯罪被害者支援センターと協定 印西の千葉北総病院 | ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

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白井市郷土資料館、古文書修復 石巻を支援

古文書修復 石巻を支援

白井市郷土資料館の市民ボランティアスタッフが、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の神社に伝わる古文書を修復する。宮内庁で半世紀、古文書の修復を手がけた白井市内に住む専門家の指導で、来月から古文書の裏に紙を貼って補強する「裏打ち」作業に入る。

 修復作業にあたるのは「郷土資料館市民学芸スタッフ」。メンバーは主婦を中心にした11人。宮内庁書陵部で皇室に伝わる古文書の補修を50年間専門に手がけ、現在は白井市文化財審議会会長を務めている横山謙次さん(71)の指導を受けながら、市内の旧家から出た1万点以上の古文書の補修に取り組んでいる。

資料館は震災後、被災した古文書の救済活動を進めているNPO法人「宮城歴史資料保全ネットワーク」(仙台市)に「お役に立てることがあれば」と援助を申し出ていた。

ネットワークは2003年の宮城県北部地震を機に歴史資料の救済をするため、東北大学内に設立。今回の震災では岩手県南部を含めて、津波で海水や泥をかぶった1万点強の被災資料を救済し、保全している。

補修する古文書は、石巻市雄勝町で国の重要無形民俗文化財「雄勝法印神楽」を伝承してきた石峰山石(いその)神社所有の20点。江戸中期から後期にかけて、山形県・羽黒山の僧侶が、石神社の代々の神官の身分を保証する内容だ。

震災による津波で社務所とともに大量の古文書も流されたが、約1カ月後に社務所の屋根から大半の古文書が見つかったという。ぬれたり泥をかぶったりしていたため、ネットワークが洗浄などの応急措置をしたうえで資料館に送った。

市民学芸スタッフは12月7日から週2回、市文化センターに集合。古文書の裏打ち紙をはがして洗浄し、裏打ちし直して、しわをのばして仕上げる。裏打ち作業は来年1月までかかる予定だという。

引用元: asahi.com:古文書修復 石巻を支援-マイタウン千葉.

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