放射線測定、市民の要望殺到「人も機材も足りない」

放射線測定、市民の要望殺到 千葉県内の自治体「人も機材も足りない」

 

2011.11.9 20:54 (1/2ページ)

 

 原発事故後、放射線量が周辺より高い「ホットスポット」が千葉県内北西部各地で見つかり、自治体には不安を抱える地域住民からの放射線測定要望が引きも切らない。しかし、すべての要望に応えるには機材も人手も不足している。一部ではすでに予約は満杯、測定器は品不足で自治体がすぐには買えない状況だ。

10月に市有地で高濃度の放射性セシウムが検出された柏市。今月1日から職員が市民の要望に応えて、私有地の放射線量の測定を行っている。8日までに寄せられた要望は1833件に上る。

市職員ら約50人の測定スタッフが1日約120件に対応しているが、毎日平均360件以上の要望があり、市はスタッフ増員を決めた。さらに簡易放射線量測定器150台を用意し、16日から市民への貸し出し受け付けを始める。

隣の白井市では、1日から簡易測定器の貸し出しを始めている。しかし、7日までの要望129件に対し、用意できているのは2台だけ。12月中の追加購入を決めているが、同市担当者は「品不足で、業者によれば納品まで1カ月間待つのが普通らしい」と嘆く。

11日から職員による測定と機器の貸し出しを始める流山市。測定は来年2月14日まで、貸し出しは同1月19日まで予約が埋まっているという。担当者は「迅速に対応したいが、現状では手一杯」。

引用元: 放射線測定、市民の要望殺到 千葉県内の自治体「人も機材も足りない」+(1/2ページ) – MSN産経ニュース.

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独自に放射線測定へ 白井市が機器購入

独自に放射線測定へ  

白井市が機器購入

原発事故を受け、白井市は16日までに、独自に放射線量測定器を購入し市内21カ所で空気中や土壌の放射線量を調べると発表した。

 同市によると、簡易測定器4台と携帯型1台で計約110万円。それぞれ7、10月に納入される。

 測定場所は市役所、小中学校12カ所、公園4カ所、保育園2カ所など。結果は市ホームページや広報で公表する。小学校プールなどで放射性物質の水質検査も合わせて行う。


引用元: 独自に放射線測定へ 白井市が機器購入|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ.

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印西市 放射線量調査結果を発表

2011/06/07

線量調査結果が発表されました。

市内48か所で放射線量の測定結果について.

概ね低い値とのことですが、年間積算は基準値を超えます。

2011/06/01

福島第一原発の放射線についてご投稿いただきました!

5/31 はじめまして さんより  放射線量測定について

印西市が放射線量測定を開始するようです。
詳細は下記の通りです。
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1306808872768/index.html

上記ページによると、5/31から印西市各保育園、幼稚園、小・中学校など市内48か所で放射線量の測定を開始するそうです!結果は市のサイトに掲載される予定。

県では5/31から、東葛6市(松戸、野田、柏、流山、我孫子、鎌ケ谷)で放射線量測定を開始するとの報道がありましたが、これに追随し自治体独自での測定開始に踏み切った印西市。この判断には拍手を送りたいですね!

印西市では、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射線量について市内48か所で土壌と大気の測定を実施いたします。

(1)測定時期

平成23年5月31日(火)~  ※天候により変更あり

(2)測定場所

市役所等 3か所(印西市役所、印旛支所、本埜支所)

保育園   7か所(木下保育園、大森保育園、内野保育園、木刈保育園、高花保育園、

西の原保育園、もとの保育園)

幼稚園   3か所(大森幼稚園、瀬戸幼稚園、もとの幼稚園)

小学校  20か所(木下小学校、小林小学校、大森小学校、船穂小学校、永治小学校、

木刈小学校、内野小学校、原山小学校、小林北小学校、小倉台小学校、

高花小学校、西の原小学校、原小学校、六合小学校、宗像小学校、

平賀小学校、いには野小学校、本埜第一小学校、本埜第二小学校、

滝野小学校)

中学校  9か所(印西中学校、船穂中学校、木刈中学校、小林中学校、原山中学校、

西の原中学校、印旛中学校、本埜中学校、滝野中学校)

公園   6か所(松山下公園、草深公園、大塚前公園、印旛中央公園、大門下児童公園、

滝野公園)

(3)測定方法及び位置

①土壌

・保育園、幼稚園、小・中学校のグラウンド・砂場からそれぞれ採取する。

・公園については、公園内の土壌及び砂場(砂場がある場合のみ)の試料を採取する。

※科学的な有効性を確保するため、文部科学省で採用している放射線測定シリーズ「環境試料採取法(昭和58年12月)」等に準拠した方法により行う。

②大気

・保育園、幼稚園、小・中学校のグラウンド・砂場の地上5㎝、50㎝、100㎝の大気中放射線

量を測定する。

※小学校の砂場については、低学年が遊ぶ砂場を実施する。

・公園の中心・砂場の地上5㎝、50㎝、100㎝の大気中放射線量を測定する。

・市役所・支所については、敷地内及び屋上から5㎝、50㎝、100㎝の大気中放射線量を

測定する。

(4)測定結果の公表

市ホームページ等による公表

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