8月15日終戦の日、印西の「平和の鐘」をつき戦没者悼む

8月15日、終戦の日。
印西では「平和の鐘」をつき、平和を願うイベントが開催されました。世界的に不穏な空気が流れる中、平和について考えるのって大事かもしれません。

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あまり知られていませんが、印西市には「陸軍航空基地」や「航空学校」など、戦争を色濃く残す史跡が多くあります。

 

 

↑牧の原にはかつて、戦闘機を駐機させておく塚もあったそうで、この公園にはそれを再現した飛行機の砂場と塚が確認できます。

 

8月15日 戦没者を追悼し平和を祈念して(印西市HPリンク切れ)

 印西市では、戦争で亡くなられた人々を追悼し、世界の恒久平和を祈念するため、「印西平和の鐘」をつき、1分間の黙とうを捧げていますが、市制施行20周年の節目の年である今年は、かつて航空機乗員養成所、旧陸軍航空基地として使用されていた飛行場の一部であった西の原公園で、平和の鐘の音とともに、これまで戦争で亡くなられた人々を追悼し、世界の恒久平和を祈念して黙とうを捧げます。

「平和の鐘」つき、非戦の誓い 終戦の日、印西で戦没者悼む

 七十一回目の終戦の日の十五日、印西市の西の原公園で、市民らが「印西平和の鐘」をつき、戦没者を悼むとともに、非戦の誓いを新たにした。

平和の鐘は、人間国宝で鋳金工芸作家の故香取正彦さん(一八九九~一九八八年)が手掛けた。一九九一年に遺族が寄贈し、市は以来、終戦の日に、鐘つきの集いを催している。

会場は戦時中、旧陸軍航空基地・印旛飛行場の敷地として使われ、新設した当時の飛行場を解説する表示板や、小学生たちが折った千羽鶴が披露された。

「平和への願いを込めた標語」の入賞者六人の表彰も。市内の中学三年生から応募のあった五百十二点のうち、最優秀、優秀作の作者に板倉正直市長が表彰状を手渡した。

最優秀作は石塚尊さん(西の原中)の「世界へと 平和の鐘を 響かせて」だった。

 

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