白井市のバレエ教室 すずめ踊りで被災地激励

東日本大震災:被災地に届け、この思い すずめ踊りで激励--千葉・白井 /宮城

 東日本大震災の被災地を励まそうと、仙台市の郷土芸能「すずめ踊り」を千葉県白井市のバレエ教室の生徒らが17日、地元のクリスマス・チャリティー・コンサートで披露した。「ソレ、ソレ」の元気な掛け声とともに、両手の扇子を振りながら踊った。

すずめ踊りは、江戸時代初期に仙台城を築城した石工たちが扇子を翼に見立てスズメのまねをして踊ったのが始まりとされる。祖先が仙台藩士で、夫の転勤で仙台に住んだこともある白井市のバレエ講師、ひらた新子さんが、小学5年から高校1年まで27人の教え子たちと一緒に踊った。松戸市の中学2年、中野来菜(らな)さん(14)は「被災地に私たちの気持ちが届くよう、楽しく笑顔で踊った」と話した。

コンサートの収益の一部は、日本赤十字社を通じて被災地に贈る。ひらたさんは「1年限りではなく、毎年続けたい」と話していた。

引用元: 東日本大震災:被災地に届け、この思い すずめ踊りで激励--千葉・白井 /宮城 – 毎日jp(毎日新聞).

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ハクチョウ:水田に冬の使者 印西に飛来

ハクチョウ:水田に冬の使者 印西に飛来 /千葉

 冬の使者・ハクチョウが、印西市笠神の水田に飛来している。周囲で餌を探した後、日没前には水田に。頭上5~10メートルを夕日に照らされ優雅に舞う姿は迫力があり、アマチュアカメラマンらがシャッターを切っていた。

例年のこの時期は約500羽いるが、まだ約340羽。多くはコハクチョウだ。「本埜白鳥を守る会」の出山輝夫会長(63)は「暖冬で雪が少ないため、新潟など北陸にとどまってまだ南下していない」という。東日本大震災で田植え、収穫とも遅かったため、稲刈り後に切り株から伸びる「二番穂」が少なく、餌不足の影響もある。

出山さんは、見学に来た近くの印西市立本埜第二小の児童約20人に「灰色の幼鳥は生後4カ月で、生きるために餌を求めて3500~4000キロを飛んで来た」と説明した。4年の岩木拓未君(9)は「たくさんのハクチョウが来る環境をいつまでも守りたい」。

ハクチョウは年明け後に増えて、春にはシベリアへ帰る。

引用元: ハクチョウ:水田に冬の使者 印西に飛来 /千葉 – 毎日jp(毎日新聞).

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