焼却灰から高濃度セシウム-千葉県柏市など

焼却灰から高濃度セシウム=最高7万ベクレル-千葉県柏市など

 千葉県柏市は11日、市内の清掃工場から出た焼却灰から、1キロ当たり最大約7万800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同市は、環境省の要請に基づき同8000ベクレル以上の焼却灰は埋め立てず一時保管しており、一般家庭の可燃ごみ受け入れに影響が出る可能性がある。
 市が6月下旬から7月上旬にかけ、2カ所の清掃工場と最終処分場の計3カ所の焼却灰を検査した結果、365~7万800ベクレルの放射性セシウムが検出された。ごみ焼却に伴う排ガスや排水からは検出されなかった。
 市によると、夏になり可燃ごみとしての収集量が増えた、剪定(せんてい)された木の葉や小枝に付着したセシウムの影響ではないかとみている。
 また、4日に同県印西市、白井市、栄町で組織する印西地区環境整備事業組合のごみ焼却場で発生した焼却灰からも、1万3970ベクレルの放射性セシウムが検出された。(2011/07/11-19:08)


引用元: 時事ドットコム:焼却灰から高濃度セシウム=最高7万ベクレル-千葉県柏市など.

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